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姫路城は木造建造物としての美的完成度が高く、天守群をはじめ櫓、門、土塀等の建築物と石垣、堀等の土木構造物が良好に残るとともに、防御に工夫を凝らした日本特有の城郭構造を最もよく示すものとして、

平成5年12月にわが国で初めてのユネスコ世界遺産に登録されました。

中世から近世への城郭技術の大変革のなかで生じた問題を姫路城はいかに乗り越えたのか。

世界遺産登録30周年にあたり、本展では建築物と土木構造物の融合により生み出された城郭の構造から、

姫路城独自の創意を描き出していきます。

 

〚開催日時〛

2023年9月16日(土)～2024年3月31日(日) / 10:00～17:00 (入館は16:30)

 

〚休館日〛

毎週月曜日 (祝日の場合は開館)・祝日の翌日 (土・日曜日の場合は開館)・12/28～1/4

 

〚オープニング展示解説〛

30 周年記念展のオープニング企画として、「特別版 お城EXPO in 姫路」の開催に合わせ、専門職員による展示解説を行います。

[日時]　9月16日(土)・17日(日)・18日(月祝)

　　　  各日とも①10:00～、②11:00～、③13:00～、④14:00～、⑤15:00～

　　　  ※各回1時間程度、内容はすべて同じ。当日受付。

 

【関連イベント】

展示解説、シンポジウム、史跡見学会を行います。

 

◆展示解説 (当日受付)

　11月3日(金祝)・2024年2月25日(日) / 各日とも①10:30～、②13:30～

　※各回1時間程度

 

◆シンポジウム「池田輝政の築城とその継承－姫路・岡山・鳥取－」

　天守をはじめ現在の姫路城は、池田輝政によりほぼ完成しました。その子孫が城主となった岡山城や鳥取城と比較しながら、

　池田氏の築城技術について考えます。

　[日時]　2023年12月10日(日) / 13:00～16:15

　[パネラー]　乗岡 実 (元岡山市教育委員会文化財課長)

　　　　　　　細田 隆博 (鳥取市教育委員会文化財課文化財専門員)

　　　　　　　多田 暢久 (姫路市埋蔵文化財センター課長補佐)

　[参加費]　無料

　[場所]　姫路市埋蔵文化財センター研修室

　[申込]　・事前申込が必要となります。(100人)

　　　　　・11月14日(火)～11月27日(月)必着

 

◆史跡見学

(1) 姫路城攻略 城内侵入

　　三の丸大路や堅堀など、最新の研究成果から、姫路城の見どころを専門職員の解説で巡ります。

　　[日時]　10月15日(日) / ①10:00～12:00、②13:30～15:30 (雨天中止)

　　[参加費]　1人100円　※別途入城料が必要

　　[集合場所]　姫路城大手門前

　　[解散場所]　有料区域内

　　[申込]　・事前申込が必要となります。(各回40人)

　　　　　　・9月19日(火)～10月2日(月)必着

　　　　　　※各回ともコースと解説は同じです。天守などの建物には入りません。

 

(2) 姫路城攻略 中堀突破 (埋蔵文化財センター・城郭研究室共同企画)

　　発掘調査の成果をもとに、姫路城城下町を南部中堀に沿って、専門職員の解説を聞きながら巡ります。

　　[日時]　11月11日(土) / 10:00～12:30 (雨天中止)

　　[参加費]　おひとり：100円

　　[集合・解散場所]　大手前公園

　　[申込]　・事前申込が必要となります。(80人)

　　　　　　・10月17日(火)～10月30日(月)必着

 

(3) 姫路城攻略 外堀包囲

　　城下町とその周辺の外堀について、発掘調査の成果にもとづき、専門職員の解説で巡ります。

　　[日時]　2024年2月3日(土) / 10:00～12:30 (雨天中止)

　　[参加費]　おひとり：100円

　　[集合場所]　大手前公園

　　[解散場所]　JR姫路駅

　　[申込]　・事前申込が必要となります。(80人)

　　　　　　・2024年1月9日(火)～1月22日(月)必着

 

◆開催記念御城印の配布について

30周年記念展の開催を記念して、ご来館の皆さんに姫路城主の家紋をあしらった御城印を配布します。

各家紋の配布日程は下のとおりです。各期間先着300名となります。

[配布期間]

　① 揚羽蝶紋：9月16日(土)～18日(月祝)

　② 剣酢漿紋：9月20日(水)～11月19日(日)

　③ 立葵紋：11月21日(火)～1月28日(日)

　④ 五七桐紋：1月30日(火)～3月31日(日)

 

 

 

※詳細につきましては、ページ下部にある【チラシPDF】または【公式HP】をご確認ください。